NPO法人 アトラス・オステオパシー学院

学長のご挨拶

学長:森田 博也D.O.

学長:森田 博也D.O.

  • 同志社大学法学部法律学科卒
  • カークスビル・オステオパシー医科大卒
  • Doctor of Osteopathic Medicine(D.O.)
  • アメリカ・オステオパシー医師会(AOA)会員※1
  • アメリカ・オステオパシー学会(AAO)正会員※1
  • アメリカ・頭蓋アカデミー(CA)会員※2
※1
AOAおよびAAOは、オステオパシー医師(D.O.)および医師(M.D.)のみ正会員になる事ができます。
※2
CAはD.O.、M.D.または歯科医師(D.D.S.)のみが会員になれる学会です。

〜良心の全身に充満したる丈夫の起り来らんことを〜

(新島襄「同志社建学の旨意」より)

森田博也, D.O.

現在の日本では、鍼灸・あんま・指圧師のような東洋医学やマッサージ師、柔道整復師といった医療資格を持つ補完医療の他に、整体と呼ばれる医療資格を持たない民間療法が数多く存在します。「オステオパシー」という馴染みのない言葉は日本の皆さんにとって民間療法の1つと思う方がほとんどでしょう。しかし、アメリカではオステオパシー医師(以下D.O.※1)と呼ばれ医師としての権限を持ち、ヨーロッパでもオステオパシーは補完医療の1つとして認められています。

私がD.O.※1を目指して渡米して以来、無我夢中で学び、働きましたが、その14年間は決して平坦な道のりではありませんでした。今まで、数名の日本人がD.O.の称号を得ていますが、誰一人として日本に帰国するD.O.はいませんでした。というのも、米国ではD.O.は「ドクター」でありながら、日本では何の資格もない、ただの「ミスター」になってしまうからです。しかし、私は米国で素晴らしいD.O.から学んだ高度なオステオパシーの技術と知識、優れた人間性を持つ『良心のオステオパシー』を日本に伝える為帰国してきました。そして、日本で心と技と知性に満ちたオステオパスを育てることが、神が与えた私の役目だと心得ます。

オステオパシーは哲学を持った思想であり、ただのテクニックの集まりではありません。ですから、今まで行われてきた徒弟制度やセミナーでは、このような哲学を持ったオステオパスは育成できません。オステオパシーは医学であり、科学ですから、それを教えるしっかりとした教育機関を構築することが、日本のオステオパシーにとって不可欠であり、オステオパスはその育成の為のカリキュラムを組んだ教育の場で学ぶべきものなのです。本校ではその点に着目し、高い技術、豊富な知識、優れた人間性のある良心のオステオパスの育成を目指します。

さあ、ACOのオステオパシーファミリーに入って、一緒にオステオパシーを学びましょう。

※1
D.O.=ドクター・オブ・オステオパシック・メディスン
【日本で正式なD.O.は本学長のみです】
カークスビル オステオパシー医科大学

カークスビル オステオパシー医科大学

KCOM図書館から

これからの医療

昨今、現代医学の技術の進歩には目を見張るものがあり、大変喜ばしい事です。しかし、高度なテクノロジーの発展と共に裏打ちされたCT-スキャン、MRIやPET-スキャンなどの検査機器がはじき出すデータを重視して、実際に患者に触れる事なく(見るだけで)診断を下し、マニュアル通りの治療しかできないケースが多々あります。「医は仁術」という言葉がありますが、患者が痛みを訴えるところに手を当てて、痛みを共有して、この痛み、苦痛を取り除くように一緒に努力しましょうというのが、本当の意味での「手当=治療」の筈です。専門分野が高度に細分化されてきたため、「木を見て、森を見ず」の医師がアメリカのみならず日本にも増えてきているのではないでしょうか。

テクノロジーの発展により現代医学の技術はさらに向上するでしょう。しかし、『全体を診る』という事を決して忘れてはならないのです。必要な事は『木を見る』現代医学と『森を見る』代替医療の両者が手を結び、共に医療の道を歩む事ではないでしょうか。

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